
RTX 5090でStable Diffusionを起動したらエラーが…原因はなに?
最新(2026年現在)の最強グラフィックボード RTX 5090 を手に入れて、さっそくStabilityMatrixで画像生成を始めようとしたら、見慣れないエラー画面で止まってしまいました。
皆さんはそんな経験はありませんか?
黒い画面(コンソール)をよく見ると、こんな文字が並んでいるはずです。
requires device with capability <= (9, 0) but your GPU has capability (12, 0) (too new)
operator wasn't builtざっくり翻訳すると「あなたのGPU(RTX5090)は新しすぎます!この機能は古いグラボ用なので動きません」という意味になります。
せっかくの高性能グラボを新調したのに、新しすぎることが原因で動かないなんてショック!!
エラーの犯人は「xFormers」
このエラーを引き起こしているのは、画像生成を高速化するための「NVIDIA xFormers」という部品です。グラボの進化スピードに、ソフト側のアップデートが追いついていない状態なのは少しもどかしいですね。
でも安心してください。難しいコマンドを使わなくても、StabilityMatrixの設定を少し変えるだけであっさりと解決できます。
【ベストプラクティス】xFormersをやめて「SDPA」に切り替えよう
結論から言うと、今の時代は無理にxFormersを使う必要はありません。
なぜなら、現在のStable Diffusionには「SDPA(Scaled Dot-Product Attention)」という、PyTorch標準の優秀な高速化機能が最初から組み込まれているからです。
わざわざ古いxFormersを無理やりアップデートするよりも、標準機能に切り替えるほうがトラブルも少なくて圧倒的におすすめです。RTX 5090本来のハイパワーを、そのままネイティブに活かせますよ!
【画像付き】エラーを解決する具体的な手順
それでは、StabilityMatrixを使って1分でできる設定変更の手順を解説します。
パッケージの設定を開く
まずは StabilityMatrixを起動しましょう。
1.パッケージメニューから「Stable Diffusion WebUI(A1111)」のカードを探します
2.カード内にある「歯車のアイコン(設定)」をクリックする

Launch Optionsダイアログが表示されます。
起動オプション(引数)を書き換える
設定画面が開いたら、WebUIが起動するときに読み込む命令文(引数)を変更します。
1.「Xformers」の「--xformers」オプションのチェックを外す

2.「Extra Launch Arguments」のテキストボックスを探し、--opt-sdp-attention という文字を入力(追加)する

3.画面下部にある「保存」ボタンをクリックする
起動して確認する
設定が保存できたら、いつも通り Stable Diffusion WebUI カード内の「Launch」ボタンを押してみてください。
出なくなり、スムーズにWebUIが立ち上がれば大成功です!
イラストを生成してみて、爆速で処理が終わる快感をぜひ味わってください。
まとめ:最新グラボのパワーを存分に楽しもう!
- 事実: エラーの原因は、最新GPU(RTX 5090)に古いxFormersが対応していないためでした。
- 対策:
--xformersを削除し、標準の--opt-sdp-attentionに切り替えるのが一番賢い選択です。
最新のパーツを使っていると、こうした「新しすぎるがゆえのトラブル」に遭遇することがたまにあります。しかし、今回の対策をしておけば、今後のアップデートで再び動かなくなるリスクも減らせるので一石二鳥です。
RTX 5090 という最高峰の環境で、快適なAIイラストライフを楽しんでいきましょう!
